値付けの矜持

値付けの背景には色々な思惑が詰まっています。

先日、家電を買いに大型専門店に行きました。

家電の購入といえば値切り交渉をする代表例ですが、

店舗側も値切り交渉をされることを前提に広告等を行っているため、

値切る側も値切られる側も心理的負担は、それほど多くはないでしょう。

同じようなものですと、引越し業者も値切り文化の傾向があるように思えます。

同じ商品を扱っていて、相見積もりのように比較がしやすい業種が値切りを容認する傾向があるようにも見えますが、

では、服のセレクトショップでは値切り交渉がされるのかといったら、そんな傾向はない気がしています。

単価の差が大きいので適切な比較ではないのかもしれませんが…

これらは売り方の違いですので、どちらが良い悪いという話ではありません。

自分たちの商品の売り方を先の先まで模索して値付けをする、まさしく矜持の部分です。

税理士業はどちらが適しているのか、改めて考えさせられます。

コラム&日常

前の記事

ChatGPTについて