逆の立場から見えてくるもの
多方向の視点を持つことは大切だなと感じます。

私は新卒で税理士事務所に勤務してきて、
初めて事業会社の経理で勤務した際には、色々なギャップがありました。
その中で一番感じているのが、資料を税理士や監査法人に共有をする際の心境の違いです。
税理士の立場からすると、
顧問先の通帳や領収書、請求書等の資料をお預かりできないと、月次作業はできません。
税理士事務所の勤務経験しかない時には、
資料が中々お預かりできない、ご連絡がつかない等々、
何でご用意頂けないのかなと思うこともありました。
今では本当に恥ずかしい、、若気の至りというか、ただの無知でしたね。
その状態で事業会社に勤務してみると、
いかに提出資料を作成すること、まとめることが大変か、
業務フローが確立していないと、いくら頑張っても厳しい時もあるのだなと痛感しました。
何をいつまでに準備すること、その資料はどうやって作成をするのか、
作業する人はこの資料を作成するタイミングはいつなのか、
色々なことを考慮した上で、資料提供をして頂いていたのだなと。
その部分も理解した上で、アドバイスをしないと税理士としては失格です。
その後に勤務した税理士事務所では、
お客様の業務フローにまで入り込んで、色々なお話がすることを意識することができました。
それを喜んでもらえたかどうかはわかりませんが、今でも強く意識している部分です。
事業会社で経理をしていたからこそ、今も現役で経理部員として勤務しているからこそ、
お伝えできることがたくさんあると思います。
AIを使ったり、DXを進めることも大切ではありますが、
まずは会社全体の業務フローを整えるだけで、
双方にとってメリットのある結果になる場合もあります。
ですので、税理士には何でもご相談を頂ければと思っています。
「税理士はお客様の前日の晩御飯を知っていないといけない」
初めて勤務した事務所の所長に言われた言葉の本当の意味を、
少し経ってから理解することができました。
<今週の1週1新>
・あん
・さくら
・朱梨

